大好きな国、インドネシアに行った先には。

初留学、初海外滞在、初一人暮らし。高校のとき魅了されたインドネシアに一人降り立って、一年間ガジャマダ大学に通う日々を綴ったブログです。これからインドネシアに留学する人の助けになれれば。

久しぶりの更新。中間試験前最後の授業週間。

しばらく更新しておらずすみません。訳あって数日間メルボルンに滞在しており、しばらくジョグジャから離れていたもので。本日からまたこちらの生活について発信していきますのでよろしくお願いします!

 

今週はなんと中間試験前の最後の授業週間でした。こっちの中間試験はレポートと筆記試験が半々くらいの割合。期末試験と比べると内容や量は軽めな気がする。持ち込み可のものもあるが、自分の意見を求められることが多いのでまるまる参考になるわけではない。授業の内容も全て細かく覚えている必要はなく、なんとなく概要がつかめていればいいくらいの肌感。個人的にはそういうタイプの試験は性に合っている気がする。

ちなみに今週の水曜日のReligious Studiesではグループプレゼンがあったのだが、スライドは完成していたものの、直前まで誰がどこのパートを話すのかさえ決まっておらず、メンバーの2人はプレゼンの途中から参加する始末。基本的にリーダー的存在の人が説明していて、他のメンバーはほぼスライドに書いてあることをそのまま読むだけ。たしかに一般的な日本の大学生よりはプレゼン慣れしているし英語力もあるのだが、こんなに緩くて大丈夫なのかと心配になる。内容的にはけっこう面白く、Kejawenという土着のアニミズム信仰のようなものを取り上げた。プレゼンの最後にある生徒がこれは宗教と言っていいのか疑問だ、とコメントを述べていて、先生は「宗教と文化の違いは人によって見解も分かれる難しい問題だが、個人的には宗教と言ってもよいと思っている」と返していたのが印象的だった。どうやらその生徒はKejawenのほかにキリスト教イスラームなど別の宗教も持っているというのが理解できなかったみたいだったが、神社にもお寺にもお参りをし教会で結婚式を挙げてしまうような日本人としては複数の宗教を信じていることはなんら不思議ではなく、むしろそれを受け入れないというほうが理解に苦しむと思った。そもそも宗教と文化を完全に切り離して考えるのも無理なのだから、わざわざ分ける必要もないとさえ思ってしまった。学術的にはきちんとそれぞれの言葉を定義して分類しなければならないのだろうけれど。

 

食事に関しては、ここ数日あまり特筆すべきものを食べていないので割愛させてもらうが、一食だけ書いておきたい。昨日日本から持ってきたインスタント豚汁と梅干しを食べたのだが、日本の味噌汁のインスタントは本当に進んでいる。具材は真空パックに入っており、つい今日か昨日作ったような仕上がりで信じられないくらい美味しかった。なんだかんだ日本のご飯はおいしいんだなと感じました。

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