大好きな国、インドネシアに行った先には。

初留学、初海外滞在、初一人暮らし。高校のとき魅了されたインドネシアに一人降り立って、一年間ガジャマダ大学に通う日々を綴ったブログです。これからインドネシアに留学する人の助けになれれば。

Hutan Pinusとおいしいものたち。

土曜日は友達何人かとHutan Pinusという場所へ遊びに行った。ジョグジャカルタの南東に位置するGunung Kidul(キドゥル山)の中にあるフォレストパークのようなもので、入場料は2500ルピア(20円)という破格の場所。私の住んでいるところからはバイクで1~1.5時間ほどであった。11:30ごろに到着し、ワルンでIndomie Goreng Pake Telur(インドミーというインドネシア国民食インスタントヌードルの炒めたバージョンにゆでた卵をつけたもの。インスタントといってもお湯でゆでるのでなんかおいしい。特に出かけた時に食べるとよりおいしい。いかにも健康に悪そうな味をしているのになんか頼んでしまう)を食べた後、Hutan Pinusの中へ。植生の豊富なインドネシアにしては珍しく、針葉樹のような細い木のみが所狭しと生えていた。

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看板


写真スポットもいくつかあったが、中でもインドネシアらしく足場の不安定なはしごのかかった木の上にも行ってみたら、天気が下り坂なことも相まって風が吹くとぐらんぐらん揺れて怖かった。インドネシアの怖さって、ここで誰かが事故死したとしても報道されないだろうし、誰も安全性なんか確認してないから次私が使ったら死ぬ可能性も全然あるっていう怖さであって、安全性に疎いことはインドネシアの航空会社のほとんどが安全度格付けというもので星7中星1を獲得していることからも容易に伺えるから、日本の怖さとは比べ物にならない。そのおかげなのかそのせいなのか、高所恐怖症だった私はいくばくか高いとこ嫌いを克服してしまった。日本の安全な高層ビルや観覧車に乗るよりも、インドネシアの不安定な橋を渡るほうが死ぬ確率が確実に高いから、という考えである。

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わかるかな。足場はこんな感じ。

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ちなみにけっこう景色の眺めはいい感じ。



ちょっと話が逸れてしまった。ということでそんな怖い場所から無事帰還した後、すぐに雨が降り出してきたのでちょっくら雨宿り。もうその時にはだいたい満喫できていたので、山を少し下ったレストランへ向かうことに。そこで別の友達と合流し、私はSoto Ayam(チキンのスープ)を注文。なんとここはオバマ前大統領が訪れた場所だそうで、オーガニック料理を提供しているそう。たしかにメニューも税込み70Kルピア(600円弱)とかなり高かったが、ご飯が白米でなく玄米風だったしチキンの量もかなり多かったので納得のお値段&クオリティーでした。

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17:00ごろに帰って少し経つと、今はスマランというジョグジャから3時間ほどの大学に通っているガジャマダ大学(UGM)日本語学科の卒業生の友達が、なんと立派なケーキ&チョコを作って持ってきてくれた。Happy Whitedayとのことらしいが、私たちはバレンタインに何もあげてない…。どうやらお菓子を作るのが趣味らしく、モカクリームや飾りのチョコまですべて手作りだそう!ほんとに手が凝ってるし美味でした。感動です。

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ケーキの大きさは7人で食べてもまだ余るほど。チョコはナッツ入りのガナッシュで本格的でした。