大好きな国、インドネシアに行った先には。

初留学、初海外滞在、初一人暮らし。高校のとき魅了されたインドネシアに一人降り立って、一年間ガジャマダ大学に通う日々を綴ったブログです。これからインドネシアに留学する人の助けになれれば。

勉強とご飯と友だちと。

普段月曜日は午後からの授業だけだが、今日は先週の補講が朝から入ってしまったので8:00に大学へ。International Institution(国際機関)という授業で、半年留学から帰ってきた3年生向けだからか、メンバーがみな他のクラスと比べて落ち着いている。今日は講義というよりも、各自が期末試験で書く予定のテーマについて発表した後、概要を1枚の紙にまとめて提出する、というものだった。どうやら現地の生徒は卒論のテーマをそのまま使用するらしく、精巧さには到底かなわないなと思ったので、私は高校の時に取り組んでいた準備型英語ディベートのトピックにすることに。授業が終わると少し早かったが食堂で食事。いつも頼んでいるSoto AyamとTempe Gorengでしたが、初めて写真を撮ってみました。こんな感じのを食べてます。

f:id:aya41besok:20190320202659j:plain



午後はNational Ideology; Pancasilaの聴講授業。先生による講義の後、インドネシアのショートムービーを鑑賞した。中華まんを売っている母親の収入が少なく、学費を払えないと試験を受けさせてもらえないという危機に立たされている中華系の少年を同級生が協力して救う物語。彼らはそれぞれの親にお金を少し出してくれないかと頼むが、うちも金銭的に厳しいのになんでよその中華系の子どもにお金を分け与えてあげなきゃいけないんだ、と言われ、それなら自分らで助けようと、中国の祭りで使われる張り子の龍のようなものを作り、同時に音楽を奏でて集客を手伝った。最終的にはみごと試験を受けることができた、というシーンで締められていた。個人的には、このような差別的な偏見は日本でもまだ根強く残ってるな…と感じてしまった。けれど色んな人種や国籍の人たちと子供は小さい頃からフラットに接する機会のある時代になってきているから、徐々に変わっていくだろうな、という明るい展望はある。時間は少しかかるかもしれないが。

 

授業後はEstuary Cafeというところでストロベリーチーズケーキ&レモンティーをいただきながら、途中まで読み進めていた「読まずに死ねない哲学名著50冊」という本を読了。哲学、と聞くと少し難しく感じるが、読んでみると高校の倫理の授業にもう少し詳しい説明を加えたような感じで、わかりやすく具体例も挙げられており読みやすかった。だが50もあるとどうしても忘れてしまうので、もう一度読み直したいと思う。人生について考えたい時に開いてみるといいかもしれない。

f:id:aya41besok:20190320202747j:plain

f:id:aya41besok:20190320202833j:plain




夜は友達から連絡が来て、近くのローカルなピザ屋に食べに行くことに。どうやらチーズを150cm伸ばせたらもう一個無料でもらえるらしく、挑戦してみるとなんと2枚も獲得。3人で行ったのでさすがにそんなには食べられず、一つはお持ち帰りすることに。ここのピザ、1枚約25Kルピア(200円)と安いが、生地もチーズもしっかりしておりかなりおいしかった。デザート系のバナナチーズピザは焼きバナナがとろとろで意外とチーズにも合い、絶妙なおいしさでした。なんで今まで行かなかったんだろう。これからは積極的に利用したい。